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pips(ピップス)とは?初心者がまず覚えるべき単位

pips(ピップス)とはFXの価格変動単位を示すチャート画像

📢 本記事はアフィリエイト広告を含みます。紹介する業者は編集部が実際に調査した情報に基づいています。

「pipsって何?」「スプレッドが3pipsってどういう意味?」——FXを始めようとしたとき、最初の壁になるのがこの「pips(ピップス)」という単位です。株なら「円」「ドル」でわかるのに、FXだと急に見慣れない言葉が出てくるので戸惑う方は多いです。

安心してください。pipsは一度仕組みを理解してしまえば、FXのすべての損益計算の土台になる「めちゃくちゃシンプルな単位」です。この記事では、pipsの意味・計算方法・実際の損益への影響を、図解イメージを交えながら中学生でもわかるレベルで丁寧に解説します。

目次

pips(ピップス)とは?まず「単位」のイメージをつかもう

pipsとは、FX(外国為替証拠金取引)で使われる価格変動の最小単位のことです。「Percentage In Point(パーセンテージ・イン・ポイント)」の略で、日本語では「ピップス」と読みます。

日常生活でたとえると、メートルに対するミリメートルのようなイメージです。価格の動きが小さすぎてそのまま「円」や「ドル」で言い表すと不便なので、もっと細かい専用の単位としてpipsが使われています。

※ FX(外国為替証拠金取引)とは、異なる国の通貨を売り買いして利益を狙う取引のことです。詳しくはFXとは?初心者にもわかる仕組みをやさしく解説もご覧ください。

ドル円(USD/JPY)での1pipはいくら?

FXで最も取引されている通貨ペアの一つがドル円(USD/JPY)です。ドル円では、レートは通常「154.235」のように小数点以下3桁で表示されます。このうち小数点以下2桁目(0.01円)の動きが1pipです。

  • ドル円が 154.23 → 154.24 に動いた → 1pip上昇
  • ドル円が 154.23 → 154.13 に動いた → 10pips下落

「小数点以下3桁目(0.001円)はどうなるの?」と思った方へ:これは「ポイント」または「0.1pip」と呼ばれる単位で、より細かい値動きを表すためのものです。近年は多くのFX業者がこの精度で価格を提示しています。

ユーロドル(EUR/USD)での1pipはいくら?

円が絡まない通貨ペア(クロスドルなど)の場合は少し違います。ユーロドルのレートは「1.0856」のように表示され、小数点以下4桁目(0.0001ドル)の動きが1pipです。

  • ユーロドルが 1.0856 → 1.0857 に動いた → 1pip上昇
  • ユーロドルが 1.0856 → 1.0756 に動いた → 100pips下落

まとめると次のようになります。

通貨ペアの種類代表例1pipの価格差
円が含まれる(円ペア)USD/JPY、EUR/JPY など0.01円(第2位小数)
円が含まれない(ドルペア等)EUR/USD、GBP/USD など0.0001ドル(第4位小数)

※ 上記は一般的な慣習です。通貨ペアや業者によって異なる場合があります。最新情報は各FX会社の公式サイトでご確認ください。

pipsで損益がどのくらい変わるのか?具体的に計算してみよう

「1pipがいくら動いたかはわかった。でも、実際にお金がいくら増えたり減ったりするの?」——これが一番気になるところですよね。ここでは具体的な数字を使って計算してみます。

ドル円1万通貨での計算例

FXでは、通貨を一定の「ロット(Lot)」単位で売り買いします。ここでは1万通貨(国内FXでよく使われる最小単位の一つ)で取引した場合を考えます。

ドル円の1万通貨取引で、1pip動くと損益は約100円になります。

  • 10pips動いた → 約1,000円の損益
  • 50pips動いた → 約5,000円の損益
  • 100pips動いた → 約10,000円の損益

なぜ「約100円」になるかを簡単に説明すると:ドル円1pip=0.01円で、1万通貨なので 0.01円 × 10,000通貨 = 100円になります。これを覚えておくだけで、「今日は30pipsとれた!3,000円分の利益か」とざっくり計算できるようになります。

※ レバレッジや取引量によって損益は大きく変わります。レバレッジの仕組みについてはレバレッジとは?少ない資金で大きく取引できる仕組みをご覧ください。

国内FXと海外FXの単位の違いは?

国内FX(金融庁に登録された業者)では最大レバレッジが25倍に規制されています(2025年7月時点)。一方、海外FX業者では数百倍のレバレッジが可能なところもあります。pipsという単位自体は国内・海外どちらも共通ですが、レバレッジが高くかけるとpipあたりの損益の金額が大きくなる点は注意が必要です。

※ レバレッジ規制・税制など制度は変更される場合があります。金融庁・国税庁・各社公式サイトの最新情報を必ずご確認ください。

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もちろん、まずはこのまま記事を読み進めていただくだけでも十分参考になります。pipsの理解を深めてから口座開設を検討するのが賢い順序です。

スプレッドとpipsの関係——取引コストをpipsで理解する

FXを始めると「スプレッドが〇pips」という表現をよく目にします。スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の差のことで、実質的な取引コストです。証券会社の手数料にあたるイメージで理解してください。

スプレッドの読み方・比較方法

たとえばドル円のスプレッドが「0.2pips」の場合、あなたが取引を始めた瞬間に0.2pips分だけ不利な価格からスタートすることになります。スプレッドが小さいほど取引コストが低いということです。

業者タイプスプレッドの目安(ドル円)特徴
国内FX(主要業者)0.2〜1.0pips程度金融庁規制あり・安心感高い
海外FX業者0.1〜2.0pips程度(業者差大)ハイレバ可・出金リスクに注意

※ スプレッドは市場状況や時間帯によって変動します。上記は参考値であり、最新のスプレッドは各社公式サイト(2025年7月時点)をご確認ください。

スプレッドをpipsで把握しておくことは、複数の業者を比較するときにとても役立ちます。「A社は0.3pips、B社は1.5pips」と並べると、どちらがコストを抑えられるか一目でわかります。私が初めてFX口座を選んだときも、このスプレッドのpips比較が業者選びの決め手になりました。

通貨ペアの選び方全般については通貨ペアの選び方【初心者はまず何を取引すべきか】も参考にしてみてください。

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pipsを使った注文・取引の基本——「何pipsで損切りするか」が重要

pipsは損益計算だけでなく、注文(エントリー・損切り・利確)の設定にも使われます。注文方法の前提知識として、ここでしっかり理解しておきましょう。

損切り(ストップロス)とpips

損切りとは、「これ以上損を広げないために、ある価格になったら自動的に取引を終わらせる」注文のことです。たとえば「エントリーした価格から20pips逆に動いたら損切りする」という設定ができます。

ドル円1万通貨で20pipsの損切りラインを設定した場合、最大損失額は約2,000円(0.01円×10,000通貨×20)になります。このようにpipsを使うと、「何pipsまで我慢できるか」=「いくら損するリスクを許容するか」が明確になります。

ロング(買い)・ショート(売り)の基本についてはロング・ショートとは?買いと売りの基本を理解するも合わせてご確認ください。

利益確定(テイクプロフィット)とpips

逆に「エントリーから50pips利益が出たら自動で決済する」という設定が利益確定注文です。ドル円1万通貨なら50pips=約5,000円の利益になります。このようにpipsで目標を設定することで、感情に流されずに取引ルールを守りやすくなります。

FXの利益が出る仕組み全体についてはFXで利益が出る仕組み【為替差益とスワップポイント】で詳しく解説しています。

pips(ピップス)に関する注意点とリスク

pipsという単位はシンプルですが、使い方を誤ると大きな損失につながります。FXには元本損失のリスクがあることを必ず念頭に置いてください。以下の点は特に重要です。

  • レバレッジが高いほど1pipの損益金額が拡大する:たとえば25倍のレバレッジで100万通貨取引すると、1pipの損益は約1万円になります。ハイレバレッジは利益の可能性と同時にリスクも同等に増大させます。
  • 相場は瞬時に数十〜数百pips動くことがある:経済指標の発表や政治的イベント時には、数分で100pips以上動くケースもあります。このような急変時には損切り注文が思い通りの価格で執行されない(スリッページ)可能性もあります。
  • 海外FX業者特有のリスク:海外FXはハイレバレッジが魅力ですが、日本の金融庁の監督外であるため、出金拒否やサービス停止などのリスクがある業者も存在します。利用する場合は業者の信頼性を十分に調査してください。
  • 税制の違い:国内FXの利益は申告分離課税(約20.315%)、海外FXの利益は総合課税(雑所得)として扱われます(2025年7月時点)。詳細は国税庁の公式サイトや税理士にご確認ください。

FXのリスクについて正しく理解するためにはFXは本当に危険なのか?リスクを正しく理解するもあわせてお読みください。また、証拠金(取引に必要な担保)については証拠金とは?FXを始める前に知っておきたい基本用語で詳しく解説しています。

よくある質問

Q: pipsとポイントはどう違うの?

A: 「ポイント(point)」はpipsをさらに10分の1にした単位で、「0.1pip」に相当します。ドル円なら小数点以下3桁目(0.001円)の動きが1ポイントです。近年の多くのFX業者は0.1pip単位(ポイント単位)で価格を表示しています。会話の中では「ピップス」と言えば大抵通じますが、正確には区別されることがあります。

Q: 1pipsは何円になるの?

A: 取引量(通貨数)によって変わります。ドル円を1万通貨取引した場合、1pip=約100円です。1,000通貨なら1pip=約10円、10万通貨なら1pip=約1,000円になります。円が絡まない通貨ペア(EUR/USDなど)は計算がやや複雑になるため、取引ツール上の損益計算機能を活用するのがおすすめです。

Q: 国内FXと海外FXでpipsの数え方は違う?

A: pipsの定義そのものは国内・海外どちらも共通です。ただし、業者によって価格の表示精度(小数点以下何桁まで表示するか)が異なる場合があります。また、レバレッジ上限が異なるため(国内最大25倍・海外は業者次第)、同じpips数動いても損益の金額は取引量次第で大きく変わります。

Q: スプレッドが広いとどれくらい不利になるの?

A: スプレッドが1pipの場合、ドル円1万通貨なら取引開始と同時に約100円のコストが発生するイメージです。スプレッドが3pipsなら約300円のコストになります。短期売買(デイトレード・スキャルピング)ほど取引回数が多くなるため、スプレッドの差が積み重なってトータルコストに大きく影響します。スプレッドの小さい業者を選ぶことがコスト削減の基本です。

Q: pipsを理解したら次に何を学べばいい?

A: pipsを理解したら、次のステップとして「レバレッジ」「証拠金」「スワップポイント」を学ぶとFXの基礎が整います。それぞれレバレッジの仕組み証拠金の基本スワップポイントの解説で詳しく解説しています。また、実際の取引の流れを知りたい方はFX取引の1日の流れを初心者向けに解説もおすすめです。

まとめ:pipsはFXの「ものさし」——これを覚えるだけで一歩先へ

pips(ピップス)とは、FXにおける価格変動の最小単位です。円が絡む通貨ペア(ドル円など)では小数点以下2桁目の動きが1pip、円が絡まない通貨ペア(ユーロドルなど)では小数点以下4桁目の動きが1pipになります。

pipsを理解することで、「今日の損益は何円か」「損切りラインはどこか」「業者のスプレッドは高いか安いか」がすべてスッキリ計算できるようになります。FXの取引ツールを眺めると「+25pips」「スプレッド0.3pips」といった数字が並んでいますが、今日この記事を読んだあなたはもうその意味がわかるはずです。

次はレバレッジの仕組みFXの仕組みを図解でやさしく理解するに進んで、FXの全体像をさらに固めていきましょう。一歩一歩着実に知識を積み上げていけば、あなたも自信を持って取引をスタートできる日が近づいてきます。

FXなど外国為替証拠金取引は、預けた証拠金を上回る損失が発生するおそれのあるハイリスクな金融商品です。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の取引・投資行動を勧誘または利益を保証するものではありません。取引の最終判断はご自身の責任で行ってください。

※本記事の情報は2026年7月時点のものです。税制・規制・各社のサービス内容は変更される場合があります。最新情報は金融庁・国税庁・各FX会社の公式サイトでご確認ください。

✅ 編集長監修

久利夢疋田

FXを始めて18年。自身も右も左もわからない状態から口座開設・少額取引を経験し、初心者がつまずきやすいポイントをわかりやすく発信している。

✏️ 担当ライター

編集部

FX初心者向けの解説記事を専門に執筆している編集チーム。

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